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文章で何を伝えるか

新型コロナの影響で、オンラインが広まった今。
リモートワークでZOOMを使って仕事のやり取りをしたり、会議をすることも増えました。

また、オンライン販売も軒並み市場拡大中。
今までの既存店舗も、外出を控えたお客に向けて、ネット販売に参入するところも多くなりました。
あなたの周りにも、そういうお店がいくつか思い浮かぶのではないでしょうか。

 

ネット販売できない業種もある

そうは言っても、実店舗が必要な業種では、リアルに起業する必要がありますね。
その場合でも、ネット上でも広めていくのが有効だったりします。

例えば、Googleマイビジネス(ビジネスプロフィール)でお店の情報を広める場合。
基本情報として、様々な情報を書きます。
ここで投稿内容をただ宣伝のように書いた場合と、お客様に有益な内容と捉えてもらう場合では、どちらがお客様に知ってもらいやすいでしょうか?

もっと言うと、どちらが売り上げにつなげやすいか?
話がわかりにくいので、実際の店舗に置き換えてみましょう。

 

買い手が比較する場合

ある2軒の枕屋さんが並んでいるとします。
格安枕を売りにしているお店があります。
安いのが一番、というお客様は当然、そこに行くでしょう。
枕なんて、そうそう買い換えないし。
特別こだわらなかったら、それで十分だったりします。
一方、隣の枕屋さんは値段が高めです。
しかし、表の貼り紙には「無料 睡眠診断」、「あなたの睡眠を快適にサポートします」、「人生の1/3は睡眠と言われています。その時間を快適にする枕」など、POPに書いてあります。

ここで、あなたが睡眠に悩んでいると仮定します。
安い枕屋さんに行くでしょうか?
それとも、「無料 睡眠診断」の枕屋さんに行きますか?

値段が気になるとしても、おそらく「無料 睡眠診断」の方が気になるでしょう。
「無料」という言葉は人を惹きつけるといいますし、一度診断を受けてみようと思うかもしれません。

 

判断した理由は

ここでのポイントは、枕屋さんの価値を伝えるのに、表の貼り紙が役立った、という事。
そんな文章が大事だという話です。
お客の興味や関心を惹きながら、売り込み臭くならないような文章になればいいのです。

とは言っても、具体的にどうやればいいのか、わかりませんよね。

ネットで無料で調べた情報を集めて書いてもいいでしょう。
しかし、確かな情報を調べる手間も時間も大変、というならば、セールスに必要な書き方の本を読むのもいいですね。

そういう書き方をセールスライティングといいます。
日本では馴染みが薄いですが、広告の歴史が長いアメリカでは、100年以上前から使われている手法。

セールスのライティング?というと、何だか売り込みの文章みたいに思いませんでした?
売るための文章といっても、ガンガン売り込まれる文章だったらあまり読まないでしょう。
もちろん、興味がなければ読みませんが。

一方で、気になって自然と読んでしまった、そんなチラシやネット販売の商品が、一つや二つはあるのではありませんか?
そのような書き方ができれば、お客様に商品を買ってもらいやすくなるのです。

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